毎年夏になると多くの人が楽しみにしている「神宮外苑花火大会」。都内有数のスケールを誇るこの大会は、花火だけでなく屋台グルメや特別な雰囲気の中で夏を満喫できるのが大きな魅力です。
この記事では、2025年の開催情報をもとに、花火大会をより楽しむための屋台情報、チケットなしでもOKな楽しみ方、花火の見えるおすすめレストラン、混雑対策やアクセス、知っておきたい注意点などを徹底解説します。
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神宮外苑花火大会とは?
神宮外苑花火大会は、1978年から始まった伝統的な夏イベントの一つで、東京の中心で大規模な打ち上げ花火を楽しめる貴重な機会です。例年、著名なアーティストのライブパフォーマンスや屋台、出店も多数集まり、老若男女問わず多くの来場者でにぎわいます。
毎年10,000発にも及ぶ花火が夜空を美しく彩り、そのスケールや演出は全国でもトップクラス。会場周辺には屋台や露店がずらりと並び、夏祭りさながらの賑やかな雰囲気が楽しめます。
2025年の開催日・花火の打ち上げ時間
2025年の神宮外苑花火大会は以下の通り開催されます。
- 開催日:2025年8月16日(土)
※悪天候の場合は8月17日(日)に順延予定 - 打ち上げ時間:19時30分~20時30分
- 打ち上げ数:およそ10,000発
午前中から人が集まり始めますが、メインイベントである花火の打ち上げは夜です。ぜひ昼から夕方にかけて屋台や周辺スポットを楽しみ、打ち上げ時間前にはベストポジションを確保しておきましょう。
屋台はどこに出る?出店場所とエリア別詳解
神宮外苑花火大会では、例年幅広いエリアに屋台が出店されます。
他の花火大会と違い、都心のど真ん中で行われるため、駅から会場までの道すがらもずっと賑わいが続きます。2025年もおそらく例年通り各所に出店されると思われます。エリアごとに特徴や狙い目をまとめました。
【メイン】外苑前駅〜神宮球場までの「屋台ストリート」
花火大会の当日は何十軒も出店が立ち並び、たこ焼き、焼きそば、イカ焼き、唐揚げ、チョコバナナ、かき氷、冷やしパインなど、夏祭りの定番メニューが一挙に楽しめます。
活気が抜群で、駅から会場まで歩く間にテンションも上がること間違いなし。人が多いため、夕方前の早めに訪れると比較的ゆったり楽しめます。

会場に近づくにつれて混雑が激しくなるため、計画的な移動がおすすめです。
【花火の音・迫力が楽しめる】神宮球場・神宮第二球場周辺
神宮球場前や外苑北通りにも多くの屋台が並びます。焼きとうもろこしやじゃがバターなど、ライブ感のある屋台グルメも多いのが特徴。
ただし、会場内(有料観覧席エリア)はチケットがないと入れません。外周部分には無料エリアや屋台があるため、音や雰囲気を味わいたい方にぴったりです。
【おしゃれカフェ&カジュアル】青山通り・外苑前駅・青山一丁目駅周辺
道路沿いには小規模の屋台やキッチンカー、地元商店街が出店するフードブースも見かけます。歩きやすく、トイレも比較的利用しやすいため、小さなお子さま連れやグループにもおすすめ。
カフェやレストランでドリンクや軽食をテイクアウトし、屋台グルメと合わせてピクニック気分で公園や広場でも楽しめます。
【混雑回避&地元感たっぷり】鳩森八幡神社・明治公園周辺
屋台の数は主エリアほど多くないものの、地元商店の出張販売や地域密着型のメニューが味わえます。地域のお祭りらしい温かみがあり、人出もやや緩やか。混雑が苦手な方や、静かな空間を求める方はこのあたりも狙い目です。
屋台の営業時間・ねらい目の時間帯
- 屋台の営業開始:早いお店は午前中(10時~)からポツポツと営業開始
- 本格的に賑わう時間帯:16時ごろから
- 終了時間:花火終了(20時30分頃)までが目安。売り切れ次第、早じまいも多いので注意
人気のメニュー、人気店は夕方には売り切れてしまう場合も多いです。早めの時間帯(16時~18時)に訪れるのが無難です。また、屋台は現金のみの店舗も多いので、事前の準備も大切です。
チケットなしでも花火&屋台は満喫できる?
「チケットが手に入らなかった…」「当日急に行きたくなった!」という方も多いはず。神宮外苑花火大会は、チケットがなくても多彩な楽しみ方が可能です。
無料エリアでも十分楽しめる!
・有料席は神宮球場、神宮第二球場、秩父宮ラグビー場などが指定されていますが、
・外苑前駅~神宮球場へ向かう通路沿いや外周道路、公園・広場などは誰でも入場OK
・屋台も有料エリア外に設置されているので自由にグルメを堪能可能
・青山通り、外苑西通りなど主な通りからも大きく打ち上がる花火がしっかり見えます
注意したい点
・打ち上げ直前から大変な混雑が予想されます。入場・交通規制や一部通路の一方通行化などもあり。
・会場隣接の公園や一部広場は混雑・安全対策のため途中で入場規制・縁石封鎖されることも。
※現地の案内・警備スタッフの指示を守って楽しく安全に過ごしましょう!
当日予約も狙える?花火が見えるおすすめレストラン・ホテル
花火をゆったり食事とともに楽しみたいなら、事前予約できるレストランもおすすめ。実際によく選ばれる人気店・スポットを中心にご紹介します(人気のため予約はお早めに!)。
View & Dining The Sky
ホテルニューオータニ(紀尾井町)17階からの大パノラマで、神宮外苑花火大会をゆったり眺められる特等席。和洋中ビュッフェも高評価で、席確保には早めの予約が必須です。誕生日・記念日利用にも最適。
RISTORANTE & BAR E’VOLTA 神宮外苑の杜プレミア店
三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア1F。屋外席やディナー利用なら花火の一部が見えることも。会場に近いのでアクセス良好、イタリアン好きにもおすすめ。
RISTORANTE & BAR E’VOLTA 神宮外苑の杜プレミア店
Sekirei
明治記念館の広大なガーデン内レストラン。打ち上げ方向次第で花火が垣間見えるロマンチックな雰囲気。大人のデートや家族で少し贅沢なひとときに。
森のビアガーデン(明治神宮外苑)
神宮外苑の広大な緑の中にあるビアガーデン。眺めが抜群で、都会の喧騒から少し離れたリラックス空間が魅力です。当日は混雑・特別営業となるので公式サイトなどで事前にチェックを。
青山~外苑通りの高層レストラン・ホテル
外苑前駅・青山一丁目周辺の高層階にあるレストランは、運が良ければテラス席や窓側席から花火が一望できます。ホテルニューオータニ、東急キャピトルタワーなどのダイニング、渋谷スカイの展望ラウンジなども超人気。
テイクアウトで贅沢ピクニック
近年はカフェやデリが充実しており、屋台グルメに加え、有名店のテイクアウト惣菜やスイーツを組み合わせて、シートを持参し公園で“おしゃピク”を楽しむ方も増えています。
アクセス・交通規制・混雑回避術
神宮外苑周辺は複数の路線からアクセスでき、立地も便利な半面、大会当日はとにかく人が多く、駅や道路の混雑は必至です。
主な最寄り駅
- 「外苑前駅」(東京メトロ銀座線):最寄りで混雑も激しいが屋台が多い
- 「青山一丁目駅」(東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線):やや落ち着き
- 「国立競技場駅」(都営大江戸線):比較的スムーズ
- 「信濃町駅」(JR総武線):歩きやすく穴場感あり
- 「千駄ヶ谷駅」(JR総武線):公園エリア利用にも便利
混雑を避けるコツ
- 行きは15時前の早め行動
- 帰りは花火終了を待たず早めに動きだす
- 最寄駅以外から歩くと比較的空いている(例:青山一丁目駅や信濃町駅から少し歩く)
近隣施設のトイレ事情・持ち物・服装
花火大会は長時間の滞在になることが多いため、トイレや持ち物、服装にも注意しましょう。
- 仮設トイレは混雑しやすいので、駅やコンビニ、商業施設は事前にチェック
- ウェットティッシュ、レジャーシート、虫よけ、モバイルバッテリー、お釣り用小銭を忘れずに
- 服装は涼しく動きやすいもので。夜は肌寒いこともあるので薄手の上着が安心
- 屋台グルメを楽しむならゴミ袋持参もエコで快適
注意事項と安全対策
- 熱中症対策(帽子・水分補給・日焼け止め)を忘れずに
- 小さなお子さま連れは迷子対策・事前の待ち合わせルール設定を
- 会場周辺は一方通行や立入禁止区画があるため案内や警備員の指示を必ず守って行動を
- 帰りの混雑では焦らず、時間をずらすと比較的快適
まとめ ~2025年も花火とグルメで最高の夏を~
2025年の神宮外苑花火大会は、有料席チケットがなくても屋台やグルメ、迫力の花火を思いっきり楽しむことができます。早めの行動&混雑対策、事前準備をしっかりし、友人や家族、大切な人と特別なひとときを過ごしましょう。
- 屋台は神宮外苑各所に展開、16時〜21時ごろが特におすすめ!
- チケットなしでも花火観賞&屋台グルメが楽しめる無料エリアあり
- レストラン予約やピクニックスタイルでゆったり鑑賞も◎
- 持ち物・アクセス・安全対策を万全に!



今年も神宮外苑花火大会で、都会の夜空とグルメ、夏祭り気分を心ゆくまで味わってください!