SNSを中心に「マイナンバーカードを持っているだけで3万円がもらえる」「2026年3月が期限」といった噂が拡散されています。かつてのマイナポイント事業を彷彿とさせる内容ですが、果たしてこれは事実なのでしょうか。
物価高騰が続く中、政府からの給付金やポイント還元には誰もが敏感になっています。しかし、誤った情報に踊らされて大切な個人情報を入力してしまったり、申請時期を逃してしまったりするのは避けたいところです。
本記事では、2026年現在、実際にマイナンバーカードを条件とした3万円給付が行われているのか、なぜ3月という期限が噂されているのか、その真相を徹底調査しました。
- 「マイナンバーカードで3万円」という噂の真偽
- SNSで2026年3月という期限が話題になっている理由
- 実際に行われている自治体独自の給付・ポイント事業
- 給付金を受け取るための正しい申請手順と注意点
2026年マイナンバーカードで3万円もらえるキャンペーンは本当?
かつて実施された「マイナポイント第2弾」では最大2万円分の付与がありましたが、現在は終了しています。では、なぜ「3万円」という数字が独り歩きしているのでしょうか。
その理由は、主に以下の3つの要素が混ざり合って拡散されたためと考えられます。
- 物価高騰対策の給付金案: 政府内で検討されている「低所得世帯向け」や「住民税非課税世帯向け」の給付金(3万円〜5万円)のニュース。
- 自治体独自の施策: 一部の市区町村が、独自にマイナンバーカード活用者へ数千円〜数万円のポイントを付与する事業。
- SNSでの誤情報: 過去のニュースや検討段階の情報を加工した、インプレッション目的の投稿。

国が全員に3万円を配る公式キャンペーンは存在しません。SNSの情報は、低所得者向けの給付金や自治体の限定的な施策が、誤解を招く形で広まった可能性が高いです。
なぜ「2026年3月まで」という期限が噂されているのか
「2026年3月まで」という期限が強調されているのには、明確な背景があります。それは、多くの自治体の予算年度が3月末で区切られるため、「2025年度(令和7年度)の時限的な支援事業」の締め切りがこの時期に集中しているからです。
実際に3月が期限となっている主な事業例
2026年3月を期限とする主な施策には以下のようなものがあります。
| 事業内容 | 対象者 | 期限 | 備考 |
| 物価高対応子育て応援手当 | 対象の児童を養育する世帯 | 2026年3月31日 | 自治体により異なる |
| 018サポート(東京都など) | 18歳以下の子供 | 2026年3月15日 | 令和6年度分の最終期限 |
| 自治体独自ポイント付与 | 各自治体の住民 | 2026年3月末 | 予算上限に達し次第終了あり |
| シニア向けスマホ購入補助 | 65歳以上の高齢者など | 2026年3月31日 | マイナンバーカードが本人確認に必須 |
このように、特定の条件(子育て、低所得、地域限定)を満たす場合の給付や補助が3月に終了するため、これらが「マイナンバーカードのキャンペーン」と混同されて広まったのが実態です。
2026年3月は「国の年度末」であるため、自治体ごとの給付金やポイント事業の多くが締め切りを迎えます。これが「カードで3万円」の期限という噂に拍車をかけたようです。
2026年に受け取れる可能性がある「給付・ポイント」まとめ
「全員一律3万円」はありませんが、条件に当てはまれば2026年内に数万円単位の還元を受けられるケースは多々あります。以下の表で、ご自身が対象になるものがないかチェックしてみてください。
| 施策名 | 内容 | 条件 |
| 東京アプリ生活応援事業 | 11,000ポイント付与 | 東京都民、マイナンバーカード連携必須 |
| 低所得者世帯給付金 | 3万円〜数万円の現金 | 住民税非課税世帯等(政府方針により変動) |
| 定額減税の補足給付 | 減税しきれない差額分 | 令和6年・7年の所得税・住民税額による |
| 自治体×PayPay連携 | 最大20〜30%還元 | 実施中の自治体での買い物 |
特に東京都の「東京アプリ」のように、マイナンバーカードでの本人確認を条件に1万円を超えるポイントを付与する例は、今後も他県で増える可能性があります。
全員一律の給付はありませんが、お住まいの地域や世帯状況によっては、マイナンバーカードを活用することで1万円〜3万円相当のメリットを受けられる仕組みが稼働しています。
申請はいつまで?給付時期と手続きの流れ
もしお住まいの地域で給付金やポイント還元が行われている場合、一般的な手続きの流れと時期は以下の通りです。
1. 申請期限
- 多くの事業: 2026年3月31日まで。
- 注意: 予算が上限に達すると、期限を待たずに終了することがあります。
2. 申請に必要なもの
- マイナンバーカード(署名用電子証明書のパスワードが必要)
- 公金受取口座の登録(これを済ませていると給付がスムーズです)
- スマートフォン(マイナポータルアプリや各自治体アプリ用)
3. 給付・付与の時期
- オンライン申請の場合: 受付から2週間〜1ヶ月程度。
- 書類郵送の場合: 1ヶ月〜2ヶ月程度。
申請は「3月末まで」が多いですが、先着順や予算制のケースもあります。マイナンバーカードと公金受取口座の設定を済ませておくことが、最速で受け取るコツです。
2026年のマイナンバーカード給付に関するQ&A
Q1. 3万円もらえるというLINEが届きましたが、信じていいですか?
いいえ、非常に危険です。政府や自治体がLINEやメールで「給付金のために口座情報やマイナンバーを入力してください」と直接誘導することはありません。これらはフィッシング詐欺の可能性が高いため、公式HPから確認するようにしてください。
Q2. マイナンバーカードを今から作っても間に合いますか?
自治体独自の3月期限の事業であれば、カードの発行には通常1ヶ月程度かかるため、2月中には申請を済ませないと間に合わない可能性が高いです。お早めの手続きをおすすめします。
Q3. 「次期マイナンバーカード」に切り替えないともらえませんか?
いいえ。2026年以降、デザイン等を刷新した「次期マイナンバーカード」の導入が検討されていますが、現行のカードも引き続き有効です。新しいカードでないと給付が受けられないといった制約は現在ありません。
まとめ:正しい情報を見極めて賢く受給しよう
- 全員一律の3万円キャンペーンは存在しない
- ただし、東京都(1.1万円分)など、自治体単位での高額還元はある
- 住民税非課税世帯などへの「3万円給付」と情報が混ざっている
- 多くの締め切りが2026年3月末に集中しているのは事実
SNSの情報だけで判断せず、必ずお住まいの市区町村の公式サイトや「マイナポータル」を確認してください。正しくカードを活用すれば、物価高の中での大きな助けになるはずです。
- チェックリスト:
- 住民票がある自治体の公式サイトで「給付金」「ポイント」を検索
- マイナンバーカードの「公金受取口座」が登録済みか確認
- 怪しいSNS広告やDMのURLは絶対にクリックしない



最後までお読みいただきありがとうございました。









